受講者の受講及び受験経験談:2018年度受講者Sさん
  • 2018年度受講者Sさん
    【大まかな勉強スケジュール(2018年)】総勉強時間:約400時間
    ・1~3月(法規)
    過去問と計量法を照らし合わせ、頻出する条文をルーズリーフに丸写しして覚えました
    条文を写し終わったら法規だけ過去問を数年分解き、7割取ることができました
    ・4~6月(体調不良や業務多忙でほとんど勉強できず)
    ・7~8月(受験準備講習会への参加、環濃)
    ★受験準備講習会へ参加して
    周囲に計量士を受験する人はほとんどおらず、講習会に参加して勉強のモチベーションが上がりました配布されるプリント類の量は膨大でしたが、受験に必要な知識がとてもわかりやすく書かれており、講義では講師の先生方の解説も非常に参考になり、受験勉強に大変役立ちました
    受験準備講習会に参加した後は環濃の勉強に着手しました
    受験準備講習会で配布されたプリントと市販の参考書を参考に、過去問中心に勉強を進めました
    過去問を見る限り環化よりも環濃が解きやすく、専門科目は環濃中心に対策を進めました
    ・9月(管理)
    大学時代は統計を全く勉強していなかったため、最初は苦手意識がありました
    これも受験準備講習会で配布されたプリントと市販の参考書を参考に、繰り返し過去問を解くことで苦手意識を克服しました
    ・10月(受験直前講習会へは参加できず、環化)
    大学時代は化学を専攻していましたが、環化に一番苦手意識を持っていました
    環境関連法規では法規と同様に、頻出する条文をルーズリーフに丸写しして覚えました
    化学に関する基礎知識では、苦手な有機化学は配向性を中心に、計算問題は過去問を中心に大学の教養課程レベルの知識を復習しながら勉強を進めました
    ・11月~試験前日(過去問演習)
    過去11年分の過去問を3周し、間違った問題があれば繰り返し解くなどして苦手分野の克服に努めました
    【使用した参考書】
    ・よくわかる!環境計量士試験 濃度関係(弘文社)
    ・2018年12月試験対応版 環境計量士試験[濃度・共通]攻略問題集(オーム社)
    ・環境計量士(濃度関係) 化学分析概論及び濃度の計量 解説と対策 (第3版) (コロナ社)
    ・環境計量士試験[濃度・共通]実戦問題(オーム社)
    ・第68回計量士国家試験問題の正解と解説(日本環境測定分析協会、受験準備講習会で購入)
    どの参考書も勉強に非常に役に立ったのですが、「第68回計量士国家試験問題の正解と解説」は解説が非常に丁寧で、苦手な計算問題もその計算方法を理解することができました【自己採点の結果】環化:14/25(内、環境関連法規:4/5) 環濃:21/25 法規:20/25 管理:20/25
    専門科目:苦手な環化は6割下回ってしまいましたが、得意な環濃でカバーすることができました
    共通科目:本番(第69回)の試験問題は過去問よりもひねった問題が多かった印象でしたが、落ち着いて問題を解くことを心掛け、法規・管理ともに8割取ることができました
    【これから受験される方へのメッセージと感想】
    仕事と両立しながら、約1年間の受験勉強はとても過酷で、何度も受験そのものを諦めようとしました。
    ただ、「環境計量士になる」という強い信念(執念)と諦めない心、今まで勉強してきた自分自身を信じる心さえあれば絶対に合格できる試験であり、次回以降受験される皆さんの合格を心より願っています。
    環境計量士(濃度関係)を初挑戦で一発合格できたのも支えてくれた周囲の方たちや講習会の講師の先生方、日環協の皆様のお陰です。本当にありがとうございました。
●適格請求書発行事業者登録番号
 T5011705001153
 
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