測定分析の信頼性

測定分析依頼をご希望の場合は、「分析機関のご案内」より検索可能です。

お知らせ

信頼性確保のための事業(精度管理事業)

一般社団法人 日本環境測定分析協会は、環境測定分析事業の適切な管理を推進し分析値の信頼性確保に努めています。

  • 企業行動規範モデルや分析技術者倫理規範モデル策定と啓蒙活動
  • 環境測定分析士資格認定試験による技術者養成
  • 技能向上プログラムによる最新技術・情報の提供
  • 技能試験による検出精度の信頼性確保
  • 情報収集や研究会を目的とした各種委員会による情報発信
  • 国際独立試験所連合への参加

環境省:環境測定分析を外部に委託する場合における精度管理に関するマニュアル

技能試験
水中の金属・農薬・VOC等、土壌中の重金属や排ガス中の成分分析等の環境測定分析分野に係る技能試験を毎年度5回実施しています。申込試験所に試料を配付し、結果報告された分析値についてパフォーマンス評価を行い、返送しています。
参加試験所では、その試験結果に基づき、各工程の見直しや確認を行い、信頼性の確保や適切な精度管理に努めていただくことを目的としています。
極微量物質研究会(UTA研)クロスチェック(ダイオキシン、PCB)
ダイオキシン、PCB、POPs等の残留性化学物質(極微量物質)の測定分析技術の向上や試験方法等の改善を図るために、定例セミナーを年2回開催し、また、年1回同研究会会員によるダイオキシン類のクロスチェックと、会員以外も含めた「絶縁油中微量PCB分析クロスチェック」を実施しています。さらに、国 内外の最新情報の調査を実施し、随時、協会ホームページに掲載し、情報を提供しています。(平成26年度末会員数、正会員62社、準会員5社)
放射能測定分析技術研究会(RADI研)クロスチェック
東日本大震災での福島第一原発による放射能汚染事故を受けて、平成24年5月に「放射能測定分析技術研究会」を設立した。環境測定分析業者が放射線量や放 射能濃度の調査・測定業務を的確に実施し、これらの測定分析に係る信頼性を確保し、適切な精度管理の検討を行うこと等を目的としています。本研究会では、放 射能測定分析技術に関する定例セミナーを年2回開催し、また年1回「放射能測定クロスチェック」を実施し、精度管理の向上に努めています。本研究会は「放射能分析・放射線測定が実施可能な会員一覧」に登録された正会員のうち、参加を希望するものにより構成されています。(平成26年度末会員数91社)
アスベスト分析技能試験
アスベスト分析試験所とアスベスト分析を実際に行っている実務者(技術者)を対象とした高レベルな試験を実施し、継続的な技能レベルの確認と精度管理を目的とした分析技能試験を開催しております。
SELF(Analytical Data Self control Member;分析値自己管理会)
環境測定分析事業所において自ら測定分析した分析値について自己診断し、精度管理に行うための事業であり40年継続している事業です。毎年度4~5回、様々な測定項目に係る試料を配付しており、約300の事業所が参加しています。
MLAP技能試験(Specified Measurement Laboratory Accreditation Program;特定計量証明事業者認定制度)
MLAP技能試験は、認定事業者が認定後も期間中その分析力が保持されている かどうを確すために、「ダイオキシン類係る特定計量証明事業の認基準(平成14年経済産省告示 第 77 号)」に基づいて、全認定事業者を対象とし3年1度行われています。
当協会は、第3回MLAP技能試験より「独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)」の依頼により、運営機関 としてMLAP技能試験運営の中で定型的に実施きる工程(試料作製から、参加者募集配付、参加者からの報告集約と統計解析へ結果認定機関等結果の開示まで の実施に協力しております。
UILI-ILP(UILI主催 国際試験所間比較試験)
当協会は、国際民間試験所連合(UILI;Union Internationale des Laboratoires Independants)の会員で、UILIの活動に参画しています。
UILIが実施している試験所間比較試験(ILP;Inter Laboratory Practice)について、国内の参加試験所の募集、国内参加試験所から受け取った分析結果をUILIへ報告、国内参加試験所へ報告書の配付等 の協力を行っています。

 

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