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環境省の発注する業務に「環境測定分析士」加点評価事例について

「環境測定分析士」加点評価

 日環協が実施する技能試験は、環境測定分析分野の技能と精度の維持・向上を目的とし、平成11年より開始し、また環境測定分析に係る適切な能力を有する人材の育成・確保を目的として平成18年度に環境測定分析士資格認定制度を創設し、それらの普及に取り組んできたところです。
 信頼性のある適正な環境測定分析業務を行うことが求められている今日、これらの制度を活かしながら精度管理に取り組んでいくことは益々重要となっていることと考えていまます。
 これまで、地方公共団体における発注業務に関し、例えば鳥取県、大阪府、滋賀県、長野県などにおいて、日環協の実施する技能試験を参加要件とした事例があるところです。また、国においては、例えば環境省では既報告のとおり、

  1. 平成30年度農薬残留対策総合調査業務の競争参加資格の一つ
    ・確認書類の提出の一つとして、「水質試料又は食品試料中の残留農薬分析を良好に実施できることを証する資料(外部精度管理調査結果報告書等の写し)」
  2. 平成30年度水環境中の要調査項目等存在状況調査業務の競争参加資格の一つ
    ・提出書類の一つとして、「直近3年間(平成28年度、29年度30年度)のうちに1回以上、外部精度管理調査を受講(環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室が行う環境測定分析統一精度管理調査や一般社団法人日本環境測定分析協会が実施する技能試験など)していることが分かる資料(結果報告書の写し等)を添付。」

 において、新たに日環協の実施する技能試験も対象となったところです。
 
 今般、環境省において発注業務として公告された「平成31年度環境測定分析統一精度管理調査業務[総合評価落札方式]」において、環境測定分析士の資格制度が、加点要素として評価されることとなりました。具体的には、本入札公告中に示されるファイル「仕様書等」中の別添5「提案書の評価基準表」において、以下のとおり示されたところです。
 一.「4.業務の実施体制 4.2 従事者の実績、能力、資格等」

  • 要求要件
    「業務に従事する者の類似業務(環境測定分析に関する外部精度管理調査、技能試験、講習会、分析機関の指導等に関する業務)の実績、本業務に関係する能力の資料、資格等を明示すること。」
  • 技術上の基準(加点)
    「本業務に従事する主たる担当者が環境測定分析に関する外部精度管理調査等に関する業務に係る実績、本業務に必要な資格(環境計量士、技術士(環境部門)、環境測定分析士等)等を有しているか。業務の実績が1件以上あれば又は資格を1つ以上有していれば可(5点)とし、以降はその件数、資格の数や概要に応じて加点する。

 引き続き、これらの制度を活かしながら精度管理に研鑽を積み重ねていく取組が、競争参加資格要件等において評価されることとなるように、PR活動に取り組むこととしています。
 

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