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第4回「水質中PFASクロスチェック」のご案内

第4回 水質中PFASクロスチェック

PFAS分析は、LC-MSなど高度な測定機器を使用する必要があるなど分析の難易度が高い一方、これまで自らの分析技術を客観的に確認するための機会は、本委員会の共同実験と、2022年度の環境測定分析統一精度管理調査結果のみであり、UTA研セミナーのアンケート等でも実施について多くのご要望を頂戴しております。今般、第4回水質中PFASクロスチェックを実施いたします。PFAS分析をされている分析機関の皆様の積極的な参加をお待ちしております。

■実施案内
第4回 水質中PFASクロスチェック」 ご案内(PDF)
上記ご確認の上お申し込みください。

■スケジュール
申し込み: 2025年7月1日(月)から 申込締切 2025年7月25日(金)
試料配付 :2025年9月1日(月)~予定
報告期限 :2025年11月7日(金)まで

■参加費用(税込)
第3回 水質中PFAS分析に関する共同実験
UTA研会員;25,000円、日環協会員;65,000円、一般(会員外);85,000円
<お支払い方法>
「請求書」に記載の銀行口座にお振込みください
・請求書は、「申込完了」メールのURLよりダウンロード発行となります(紙面の送付はございません)。
・振込期限は8月22日となります(振込ご予定日をお申込の際にご記入いただきます)。
・振込手数料等はご負担頂けますようお願い申し上げます。

■参加申込

※下記の「参加申込」ボタンからシステムにてお申込みください。

・記載頂いた宛先に「申込完了」メールが送信されます。
・アドレスに誤記がある場合「申込完了」メールが届きませんのでご留意願います。
<<配付予定数に達した場合等は、上記締切前であっても受付終了となります>>

■報告様式
本欄に掲示される下記報告様式(Excel)にご記入の上メール添付でお送りください。
※ 報告様式は試料配付(2025年9月上旬)までに掲示予定です。

<<「PFAS」について >>
有機フッ素化合物(Per- and Polyfluoroalkyl Substances:PFAS)は、界面活性剤に属する化合物であり、1950年以降、工業用途を中心に広く利用されてきました。現在では、日常生活や産業活動に欠かせない存在となっています。しかし、PFASはその化学的特性から環境中で長期間残留する性質を持ち、生体への影響が報告されているほか、さまざまな環境媒体から検出されることが問題視されています。このため、PFASの自主的削減が進められてきました。
規制状況について、2009年5月にはPFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸)がストックホルム条約(POPs条約)の規制対象物質となり、2019年5月にはPFOA(パーフルオロオクタン酸)が追加されました。
国内では、2024年6月に内閣府食品安全委員会が耐容一日摂取量(TDI)を20ng/kg体重/日に設定したことを受け、環境省は2025年5月8日に「水質汚濁に係る人の健康保護に関する環境基準等の見直しについて」を公表しました。この中で、要監視項目としてPFOSおよびPFOAの指針値が「PFOSおよびPFOAの合計値で0.00005mg/L以下」に設定されました。また、水道水については水質管理目標設定項目が水質基準項目に見直され、同様の基準値が設定され、2026年4月1日から施行される予定です。
さらに、米国環境保護庁(EPA)は2024年4月10日に飲料水中のPFAS規制案を発表しました。具体的には、「PFOS」と「PFOA」の基準値をそれぞれ4ng/L、「PFNA」「PFHxS」「HFPO-DA(GenX)」の基準値をそれぞれ10ng/Lとする提案がなされています。これらの動向は、今後の日本の基準見直しにも影響を与える可能性があります。

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