第64回環境化学講演会
「ダイオキシン類分析のあゆみと最新技術が切り拓く分析の最前線」
(一社)日本環境化学会およびNPO法人環境測定品質管理センターより、講習会の案内がありましたので、お知らせいたします。
日環協会員は、主催者会員と同じ参加費となります。
ダイオキシン(DXN)類は、一般毒性、発がん性、生殖毒性、免疫毒性など多岐にわたる毒性を示します。しかし、その存在量は極めて微量であり、かつ多量に共存する物質を除去したうえで分析する必要があるため、最も難易度の高い超微量分析の一つとされています。現在では、ガスクロマトグラフ/高分解能質量分析法(GC-HRMS)により環境試料の極微量測定が可能となっていますが、測定には高度な熟練技術が求められるのが現状です。一方で、機器分析技術の進歩は著しく、GC-MS/MSやGC-TOFは従来よりも性能が向上し、さらにOrbitrap GC-MSやAPGCといった新しい分析技術も登場しています。これらを活用した新しいDXN類分析法の開発研究が進められています。1990年に発足した本学会は、DXN分析技術や対策等に長年にわたり多大な貢献をしてきました。その35周年記念事業の一環として、本講演会では、各分野の専門家をお招きし、DXN類分析の歩みを振り返るとともに、最新技術の可能性について最新研究を交えながらご講演・ご議論いただきます。
日時 :2026年2月20日(金) 10:30 ~ 16:40
会場 :日比谷コンベンションホール
〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-4
現地参加200名(後日Web配信あり)
主催 :(一社)日本環境化学会講演会企画部会・POPs部会・関東地区部会
NPO法人環境測定品質管理センター
後援 :(一社)日本環境測定分析協会
参加費 :主催・後援団体会員: 3,000円(学生含む)、非会員: 6,000円
(Web配信視聴のみの場合も同額)
参加登録:こちら
詳細 :<主催者ページ>
(一社)日本環境化学会
https://www.j-ec.or.jp/
NPO法人環境測定品質管理センター
http://npo-caqc.org/












