趣旨と特徴
1.名称と組織
本会は「分析値自己管理会」(Analytical Data Self Control Member)、 略称「SELF」とします。
2.趣旨と特徴
測定値の精度管理が重要視される環境測定分析試験所において、自社の分析値を自から診断評価するシステムとしてご利用ください。自社の分析レベルの把握や技能の維持向上に役立てることができます。
このシステムの特徴は、SELFが定期的に配布した試料を自社の計画に合わせて、精度管理を実施するほか、新人教育など、分析値の信頼性を確保するために幅広く利用できます。
SELF参加の流れ
1.試料送付と分析の実施
参加試験所には年間計画に従い毎回、試料(容量約50mL)1瓶を送付しますので、分析は自社の計画(人・日時・試験方法等)で自主的に行ってください。なお、年度末には、すべての分析結果を事務局まで報告してください。
※年間4回分の試料について行った分析項目と分析値を掲載するための「通知表(結果入力用紙)」を翌年3月頃にSELFのページに掲載するので、ダウンロードし、所定事項を記入の上、提出締切日までにSELF事務局まで添付ファイルにて返送する。
2.調製試料の解説と評価
試料送付の3か月後に会誌「環境と測定技術」に試料成分、調整濃度、液性、共存塩類等のデータを掲載しますので、そのデータをもとに分析者自身が分析結果を診断・評価します。
3.通知表と参加証
その年度に実施した項目の結果を「参加申込方法(実施状況)」ページより「結果報告書(入力用紙)」をダウンロードし記入後事務局に送付ください。
- 当協会ホームページのSELFのページトップ「参加申込方法(実施状況)」からエクセルファイル(結果報告書(入力用紙))をダウンロードする。
- 分析値等を入力する。
- ファイル名を自社名に変更し、事務局(self-jemca*jemca.or.jp)まで添付ファイルにて送信する。
締め切りは、別途ご連絡します。(メールアドレス:「*」を「@」へ置き換えてください。) - その年度に参加した項目を明記した[分析値自己管理会参加証]を事務局より送付します。
4.参加事業所名の公表
参加事業所名は、当協会誌に掲載するほか、都道府県の関係機関等にも公表します。